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深雪をマスターするのは神秘的な経験です。リズムとスピードとが自然に融合した時にのみ、スキーヤーは浮遊するように山を滑り降ります。その感覚には中毒性があり、しばしば「セックスよりも良い」と表現されます。
本当にパウダースキーを気持ち良く滑ることが皆さんにも可能ですかって?もちろんですとも。 一昔前のアルペンのスキー板で滑っていた頃とは違い、「深雪スキーはエキスパート・スキーヤーためだけのもの」ということはすでに神話になろうとしています。スキーが上達してパウダーを上手に滑られるようになる為には、次に掲げる2つの事柄が大事です。
| 1・前向きな姿勢 |
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深雪は難しいという観念を持っていらっしゃる方も多いことでしょう。最初から否定的な気持ちで滑り出すことは、心と体もそのように反応するものです。難しい、転ぶかもしれない、その気持ちがあると往々にしてその通りになってしまうものです。まずスキー技術うんぬんの前にこのような思考から変えなくてはいけません。もちろん、何かを始める前には色々と心配なこともあるでしょう。それは自然なことだと思います。それでも最初から「私にはできない」と思うことは止め、「私は出来るんだ」という気持ちで取り組むことによって、結果がどれだけ違ってくるかは想像以上のものです。 |
| 2・"4WDスキー"のテクニック |
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もしこれらのスキー技術をマスターできないでいるとしたら、深雪スキーの体験は惨めなものになってしまうでしょう。深雪に飛び込む前にまず基本的な動作と方法を覚えて下さい。初心者、中級者、上級者を問わず誰もが練習して身につけておく必要があります。実際オフピステに入ってみるとさまざまな状況の斜面や雪質で、これらのテクニックをしばしば使用していることに驚かれるでしょう。私の申し上げる"4WDスキー"のテクニックとは次に掲げる全ての技術です。コースや雪質が難しい状況に置かれてもこれらの基本技術があれば思うように滑り降りることが出来ます。
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これらの全てのテクニックは容易にこなされるべきです。
・ ステップターン
・ キックターン
・ 緊急停止、ボーゲン停止、山回りタ−ン、ホッケー停止
・ プルークボーゲン
・ 斜滑降
・ 階段登行、階段下降
・ 横滑り − 斜め前方、真下方向、斜め後方
・ シュテムターン
以上の基本動作が完璧にできると仮定してここで簡単にパウダースキーを解剖していってみましょう。パウダースキーの鍵は"4WDスキー"テクニックを十分に操れることにあります。
あなたが止まりたいと思ったときにいつでも止まれるようになれば、中級パウダースキーヤーはすぐそこです。
柔らかな大量の雪の中をスキーを浮かせながらバランスを取るのはたいへん難しいことです。違う言い方をすれば雪面のすぐ下は硬くも平らでもないと言うことです。
深雪では後傾する必要はありません。後傾することによって身体のしなやかな動きを妨げるばかりでなく、太腿がパンパンに張り、疲労困憊してしまいます。
深雪での基本的なスキー操作は、ハードパックされた雪上でのスキーとまったく一緒です。唯一の違いは、より均等に両足加重しなければならないことです。パックされた雪上を滑る時と同じように両足に均等加重してみてください。この動作をする時には、柔らかな深雪から回転時により強い抵抗を受けますので均等に加重し続けることに集中しなければいけません。
大胆な身体の垂直動作(身体の上下動)と両足均等加重は、深雪スキーを目指すスキーヤーの第一関門です。これによってスキーのすぐ下のソフトな雪の中にしっかりとした足場を作り出し、バランスを保つことが出来ます。もしこの二つの動作が出来ないのであれば、不安定な滑りで疲れきってしまうことでしょう。
高速のスキーは大胆な身体の垂直動作の代わりになります。深雪でのスキーに躊躇がなくなれば、スピードを出すことが面白くなってきます。またスピードは、ほとんど身体を動かすことなくしてスキーが雪面を浮き出してくる足がかりを作り、スキーに対する雪の抵抗をまったくと言っていいほど無くします。少しスピードを上げることによって深雪の中で簡単に、楽々とスキーが回転します。
もし深雪の中で思うようにスピードが出せないのでしたら"4WDスキー"のテクニックだけで滑ってみてください。
ゆっくり滑れば滑るほどそれだけスキーへの雪の抵抗が多くなります。一日に何本か深雪を滑ることが可能になるでしょうが、疲れも早く感じられるはずです。疲れからくるけがを防ぐためには、早く帰られることも重要です。
各ターンのタイミングは圧雪された斜面でのターンのタイミングとはほんのわずかですが異なります。スキーが雪の中に突き刺さることによる板自体の反応の遅れがあるのです。抜重することによってスキーが回転を始めてからその回転が終了するまでの間、少しの辛抱が必要です。
経験を積んでより均等な両足加重を行えるようになったら、もう峠は越えたと言っていいでしょう。躊躇することなく深雪に飛び込んでシュプールを連続して描いてみましょう。まだ最初はきれいではないかも知れませんが、その内に自信を持って滑られるでしょう。
練習を続けること!すぐに自信がついて、より速く滑られるようになり、そしてなぜ人々が「セックスよりも良い」ということがお分かりになるでしょう。 |
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